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危険な津城に行ってきました

三重県の県庁所在地である津は、古くから伊勢神宮へ向かう伊勢街道の要衝。津城は信長の伯父(父信秀の兄弟)とも弟(土田御前の子供)とも言われる信包が、1558~1569年の永禄年間に長野氏によって作られた城へ1569年に入り、石垣や堀などを整備したものです。1580年(1577年とも)には五層の天守閣も完成したといいます。信包は信長のもとではナンバースリーの地位であったと言われる人物で、大阪冬の陣の前(72歳)まで生きました。 津城は江戸時代になって城造りの名人と言われた藤堂高虎が入り、関が原合戦の流れで燃えてしまった城を再興。天守は作られませんでしたが、堀をめぐらせ、城下も整備して明治維新まで藤堂家の本拠となりました。城跡は公園となっており、馬に乗った巨大な藤堂高虎の像が据え付けられています。 現状は堀と高虎の城特有の見事な石垣が残っており、雰囲気は大変すばらしい。隅櫓も作られており、これを見ようと石段を登って石垣の上に出ましたが、これがものすごく危険。柵も何もない石垣で、下をのぞけばそこは堀。10メートル以上の高さがある石垣の突端に普通に立てます。落ちれば無事にすまないどころか、死にますw。これまで事故が起きてないのか、あまりの無防備なことにちょっと驚きました。缶ビールの空き缶が散らばっていましたから、酔っ払って落ちる人だっているかも。まあその分、この石垣を登って攻めることの難しさ、防御の強固さが分かりますから、柵とか作られる前に、一度行ってみることをおすすめします。

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